ボーカリストのみなさま、もしくはボーカルをやってみようかなって人。
待ってないだろうけどお待たせしました。
おすすめのボーカルエフェクターを紹介します。
前にエレアコエフェクターを紹介したことがあったけど、その第二弾だぜ。
僕は PAの仕事をちょくちょくやってるんですが、「リバーブ多めで」って超言われます。w
しかし曲によっては、この曲そんなにリバーブいる?とか、ここディレイがあれば面白いのになあ。っていうシーンが超多くあります。
それに音楽やってるとなぜか、「エフェクターを使うのはギターの人だけで、ベースやボーカルの人は別にそんなに使わなくていいんじゃない?」
と思っている人が多い。
一度ボーカルに人、マジでエフェクター使ってほしい!
きっと音楽人生変わるぜぃ!
とはいえ、エフェクターなんて色々あるし、どれ使ったらいいねん
エフェクターと一口に言っても色々あります。
今の時代ネット配信用のボーカルエフェクターとかもあるし、どれがいいのやら。
わけわからなくなりますよね。
今回はライブシーンでマジで使える素晴らしいエフェクターを紹介するぞ!もちろんニコ生配信者も要チェック。
BOSS ( ボス ) / VE-20
まずはこちら。リーズナブルで選ぶならこれ。入門者には本当にいい。
いいところーーーー
エフェクトはボーカル専用に最適化されており質感の高さを実感できる。
プリセットも充実していて、ディレイ、リバーブそしてコンプレッサーなどはもちろん、厚みやハーモニーを加える「DOUBLE」、「HARMONY」とかも揃っている。
レベル・ブースター、バランストDIがついているのは嬉しいぜ。
基本的必要な機能はこれに全部搭載されている。
とりあえずマルチのつもりで使ってもらうと失敗しません。いい感じ。
何と言っても、見た目がシンプルでいい。
ボタン二つというシンプルさ。これがいい!
値段もまあまあちょうどいい。高すぎず安すぎず。って感じ。
悪いところーーーー
・ボタンが少ないエフェクターの宿命なんだけど、選びたいプリセットまでが遠い。何回押さなあかんねん!ってなる。
・説明書が省略して書いてある。もう省略されすぎて、わかんねえよww ってなりました。
・重い。マルチエフェクターの宿命なの〜?
・消費電流最大190mAと大きい。電源アダプターには気を付けろよ!
・細かい操作ができない。ボタン二つなので。。。仕方ないよね。
BOSS VOCAL PROCESSOR ボーカルプロセッサー VE-20
TC HELICON VOICELIVE PLAY
これは久々に出会えたと思える素晴らしいエフェクターでした。
いいところーーーー
・多くのプロも実際に使っており、実勢も素晴らしい。
・プリセットへのこだわりが半端ない
・以上にリバーブが綺麗。ギターにつなげても恐ろしく綺麗でした。うっひゃー
・予め用意されているプリセットの数は235種類もある。しかもそれぞれ18種類の「ジャンル」と呼ばれるカテゴリーに分類されているので迷わないです。
・見た目がクソかっこいい。この色はズルい。
悪いところーーーー
・購入後の初期設定や、使用用途に合わせたセッティングが面倒。便利すぎてめんどくさいという例のあれ。
・レコーディングで使う用途にはあまりお勧めできない。
・やっぱり電源ON/OFFのスイッチは欲しかった
・足で踏むときに「ガチっ!」っていう結構でかい音がする。静かな曲の時とかアコースティックの時がビクってなる。
・噂では接触不良もよくあるらしい。丁寧に扱わなあかんな〜
BOSS / VE-500
何やかんやで、これが結局BOSSの最高傑作。
料金的にも一番現実味があるエフェクター。4万円程度です。
本音を言うとこれが一番おすすめです。
VE-20やVE-5に1万5千円足すだけでこれだけ最強のエフェクターにあるので、長い目で見れば。。いや、短い目で見てもこっちを買うべきです。マジで。
いいところーーーー
・フット・スイッチが3つであること。これはおそらく一番大事で、2つだと出来ることは限られるし、5つ以上会ったらパニックになるしw 3つというのが絶妙!
・3つの本体フット・スイッチにはさまざまな機能をアサインできて、ルーパー機能、メインのボーカルとハーモニーを別々に出力するなどの豊富なルーティング・オプションの選択も可能。もう何でもあり。
・超高性能。はっきり言ってちょっと次元が違う。ここまですべての性能がすごいとプロかわいそうって感じ。特にハーモニー機能に関してVE-500はとにかくすごいです。ハーモナイザーはみんな人間がなくなるとか味気ないみたいな理由で使わなかった人も多いかと思いますが、安心してください。VE500de解決です。
悪いところーーーー
・ボーカルエフェクターの運命なのか、購入後の初期設定や、使用用途に合わせたセッティングが面倒。ここで諦めずに設定頑張ってほしい。
・PC(Mac/Windows)をUSB接続すれば専用ソフトウェアでの設定変更できるんですが、そのユーザーインターフェースがクッソわかりづらい。どこをクリックしても動かねえw。これは理解するのに時間かかりそう。。。
BOSS VE-500 Vocal Guitar Effector
Zoom / V6 Vocal Processor
中級者におすすめ。
むず過ぎるわけでも簡単過ぎるわけでもないエフェクター。
プロでも結構使っている人多いです。
いいところーーーー
・使いやすい。ボイス・ハーモニー・エフェクトと、誰が見てもわかりやすいカテゴリーに分かれているのがいい。
・買うとマイクもついてる。SGV-6というボーカルマイクだが、とにかくハウリングしないよう設計されているそう。これは嬉しい。マイク大も考えるとコスパ最強説。
・周囲のかぶりを抑えたクリアな収音性能。性能はやはりすごい。
・ペダルがついている。そういえばなかなかペダル付きのマルチボーカルエフェクターってない。
悪いところーーーー
・マイクついているくせに、マイクのケーブルはついていない。
・リバーブの質が少し弱い。やはりPA側で設定するリバーブには勝てない。
・でかい。サイズ感でいうとその他の商品には負ける。
まとめ
やっぱりボーカルもギターと一緒でエフェクターがあるかないかで大きくライブシーンの雰囲気が変わります。
バンドももちろんですが、僕はアコースティックでの編成で歌っている人は是非使ってほしいと思ってます。
如実に変化がお客さんに届くし、レコーディングや配信番組等でも素晴らしいパフォーマンスを発揮できます。
あと、僕の持論で、エフェクターの値段っていうのはピンキリですが、安すぎず高すぎずっていうラインを狙ってほしいです。
っていうのも、20万円!って言われたら絶対無理だし、1万円って言われたら、性能は絶対微妙だし。
ってことで、この4万円〜10万円っていうくらいが一番現実味があって信用できる値段だぜ。
それでは楽しいウタウタイライフを!
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