私共は転職の回数が多い人を優先的に採用しています。と言う人事の頭のなか。


基本的にアホなことしか書かない(アホなことしか書きたくない)このペロブログも半世紀に一回だけ、真面目に現代の情勢に目を向けるモードに入る瞬間がある。
それを僕は自分で「マジハイパー卍僧侶モード」と呼ぶことにします。うん。聞いたことある。

というのもちょいと前、取引先の人との会話で、興味深い話になりまして。
なぜかドラクエの話から人事採用の話になりまして。

僕「今年は御社は新卒をあまり多く採用しなかったんすよね?どしたんすか?新卒の方が中途採用で入ってきたプチメタボの僕みたいなヒッキープチジジイなんかよりずっといいんじゃないっすかア〜。」と言うと、

「実は私たちは転職の回数が多い人を、優先的に採用しているんですよ。」

と言う。

What’s!!マジすか。これは面白い。詳しく聞きたい。ねえねえ、なんで?なんで?なんで?

思えば僕は転職してる。2回も。

気がつけば僕のサラリーマン歴は12年となった。
普通に大学を卒業して普通にインターンに行って、普通に就活して、普通に務めて、やめて、転職して。。。
僕は転職を2回している。
不思議なもので、やりたい仕事を探しながら転々としていたら、結局給料はガツンと下がってしまったが、それでも結果今はやりたいことが出来ているので、満足はしていないが、まあ別にいいか。って感じだ。

僕は半分音楽家の人生を歩んでいるので、転職活動期間も含め「完全無職」と言う時代はなかったが、それでも僕が最初に社会人になった12年前とは今は少し変わってきているようだ。

現在の就活における「長く勤める人=価値が高い」と言う基本概念

日本の会社って解雇規制が強い。新卒は可愛くて、中途採用には慎重である形は一般の常識である。
これはもちろん戦後の日本は年功序列的な考え、つまり
「永年会社に貢献した人がえらいんだ。出世したきゃずっと務めなさい。」
という思考の元にあるのは明白で、もはや一般的と言える支配的な価値観は、「長く勤める人=個人価値が高い」である。
これはもう基本概念だ。一般常識だ。義務教育だ。

と、思っていたけど、先日の取引先の人との話は、そんな考え方を根底からひっくり返された気になる話だった。
概ね内容は以下。

「今はもう転職の回数が多いからダメ。なんて言う時代ではないんですよね。」

「言われてみれば確かに今は終身雇用なんて言葉も聞かなくなったし、時代と共に当時の考え方とは変わりつつあるんでしょうか。」

「そうですね、時代が変わったんです。時代が変わったんなら企業も考え方を更新していかなくてはならない。」

「というと?」

「私たちはね、転職の回数が多い人を優先的に採用しています。」

「おぴょぴょ!マジスカ!?」

「今や転職なんてあたりまえの時代ですよ。これからの時代はどれだけ新しい環境やプロジェクトに挑戦する姿勢があるかが重要です。実際転職してくる人の多くは「新しい環境でチャレンジしたい」って思いの人がほとんどで、私はそのチャレンジ精神を評価しているんですよ。」

「それは素晴らしい!まさに逆転の発想なんですね!しかし、今の企業のおっさんどもは(転職の回数が多い人= すぐやめる人、何事も続かない人)という頭ガチガチの公式が出来上がっていますよね。ネガティブな考えですが、しかしそれはそれで理にかなっている気がします。その点は?」

「いいじゃないですか。辞めたいなら辞めてくれて。」

「ふぇ?」

「会社や理念や環境が嫌で辞めるんですよね?いいじゃないですか。後腐れもなくて。成果も出さずに嫌々働かれて、挙句、愚痴は多いのになかなか辞めない。こういう人が一番こまる。」

「・・・確かに。」

「スパッと辞めれる人はちゃんと見極めれる人ですよ。そして次に行動に移せる人です。さらに転職が多いということは社会をよく知っているということです。転職って大きなチャレンジですよね。チャレンジしない人よりも、チャレンジして失敗する人のほうが、大きな魅力を感じます。私たちの会社はチャレンジする人を評価したい。そんな風に考えています。」

ありがたいお話あざました。

昨今の転職における採用側の意義


実際にこういった考え方の企業は増えてきているそうです。
同じ企業にずーっと勤めている人はおそらくその会社のルール場でしか動けないし、考え方も仕事のスタイルも凝り固まり、柔軟なスタイル変更は出来ない。
と考えられているからです。
「なんとなく勤めていた会社だったけど、気がついたら30年経ってて、そういえばなーんも成果残してこなかったな〜」という人は本当に多いんだそうです。これからの人事はそういうリスク回避も視野に入れなくてはなりません。
さらに30年勤めた会社をリストラされた人は、その会社の方針や考え方が染み付いてしまっていて、違う環境に適応できないそう。転職をしている人の方がよっぽど柔軟なんだってさ。

外国の転職事情

こんなサイトを見つけました。欧米では転職なんてあたりまえすぎるそうです。え、転職しないの?なんで?って感じらしい。日本が追いついていないだけ!

仕事によく効く「シゴトサプリ」― 終身雇用が崩れつつある日本。でもまだ転職にためらいのある人も多いようです。人生に数度の転職は当たり前という、...
欧米では、特に金融やIT、エンジニアリングなどの業種で、数年に一度転職するといったペースはごくごくあたりまえのこと。人材としての成長にしたがってより良い待遇条件を目指すのはもちろんのこと、自分自身が市場で需要のある人材でありつづけるためにも、よりスキルアップできる環境を求めて、”自分のために”転職するという考え方があるからです。つまり、欧米では就職とはその名の通り”職業”に”就く”意味であるのに対し、日本では会社や肩書きに就く、”就社”や”就ポスト”といった意味合いが強かったので、就職市場での自分の価値を客観視し、自分のスキルを向上させる努力や、”より働きやすい”人間関係・職場環境の追求への関心が薄かったとも言えるでしょう。

スキルが目に見える職種が増えた


昔に比べても圧倒的にIT関係やWEB上での作業構築関係の仕事が増えている。これはここに作業する内容が多いのでぶっちゃけみんなで一緒に作業しようねという意味がないケースも多々あります。
となるとより良い環境を求めて転職するのはあたりまえだし、自分自身が成長できる環境を求めるのもゴクゴク自然。ウンウン。

・こんなサービスも。
転職じゃないにしても副業でスキルを稼いでみるのもおすすめ。
IT関係やWEBデザイン、サイト構築、グラフィックデザインの人へおすすめの副業サービス。
勉強もできてお金ももらえる。思えば素晴らしいサービスかも。
クラウドワークスが運営する、フリーランス向け支払保証サービス「フィークル」。おすすめです。


こんな本もおすすめ

まとめ

とはいえ別に「転職回数が多いことに寛容になる人が増えた」ってわけではありません。
「あの上司嫌い!ムカつく!やーめた。」を繰り返している人は、やはり採用側としてはそんな奴いらないですよね。
重要なのはスキルを手に一貫して目標を持つこと。今後、何が重要で何を重視すべきか。ではないでしょうか。
それらを重視し、それでいて結果転職に繋がるんなら、それはそれで大変意味のあることだと思うのです。

日本企業が持つ転職への概念も少しずつ時代と共に変化させて行くべきなのかもしれません。

なんか真面目な感じになっちまった!

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